読書「奇跡の経営」Wendnesday
奇跡の経営 Wendnesdayの章です。
この章で述べられていることは、
セムコ社での成功事例というより、今でもなお考え、
試行錯誤を続けているものだという印象を受けました。
大きな命題は、「会社にとって成長は本当に必要か?」ということです。
・成長とは何か
・成長の必要性は何か
⇨急激な成長によって文化が損なわれるリスクがある
⇨永久に成長し続けるものなどないのに、会社だけ成長し続けるなんておかしい
⇨うまくいってるものをおかしくするリスクを冒してまで、
不自然な成長をさせる必要があるのか
このあたりがセムコ社が拡大を続けていく中で、
悩み考えてきたことでした。
【セムコ社の取り組み】
・市場に合わせた適切な市場規模を見極める
⇨安定的に継続できる適正な成長を求める
・むやみに急拡大をしない
⇨緩やかな成長は品質を保つためにも、自分たちが分別を保つためにも必要
・成長の指標を複数持つ=Fortunate500
⇨いろんな角度から会社を捉えて、総合的に判断するもの
例)従業員からの評価
顧客からの評価
パートナー企業からの評価
社会的責任
私が以前勤めていた会社でも、上場のために短期利益を求めすぎ、
お客様にメリットがないサービスを売ってしまったり、
社員が疲弊するということがありました。
"何のために""どう"成長するか、が会社の価値観ですね。