読書「テレビが飛びつくPR」
「テレビ」にフォーカスしたPRのハウツー本です。
概念は一般的なものだと思いますが、
具体的な方法論やフォーマットに落とし込まれていて、
すぐに施策として取り組めそうだというイメージを持ちました。
【考え方】
・「本能と五感」が、テレビで取り上げられるために押さえるべきポイント
・特に、視覚情報は大事
【施策】
・フォーマットを元に番組を企画する
・番組の担当に取り次いでもらえないときは、
番組のエンドロールを見ていると、制作やリサーチ会社の社名が出てくる
・それでもうまくいかない場合は、スポーツ紙や週刊誌へアプローチする
・地域に特化した情報の場合は、地元の通信社や記者クラブに連絡する
読書「奇跡の経営」Friday〜最後まで
年末年始ということもあり、空いた時間で残った章をまとめて読みました。
この「1週間毎日週末発想」の概要や前提となる考えは、
・会社とプライベートを効率的に組み合わせてスケジュールを組み、
個にとって最適なサイクルで仕事をしていくこと
・社員はきちんとした大人であること
・その方々がやりがいを持って働ける環境を用意できれば、自然とうまくいくこと
(悪いことが起こっても自浄作用が働く)
・結果として、会社が成長すること
(ミッションドリブンではなく、ミッションやビジョンは社員の価値観の総和/結果)
と解釈しました。
下記、本の中で参考になった箇所です。
【考え方】
・文化の融合は、文化の保存に勝るもの
・セムコ社の一週間毎日週末発想の根幹には、「自己管理」があるが、その対極にあるのが「軍隊型管理」
・お互いを良く理解できる人数は6~10人。それを上限にすれば、グループ内で管理しあえる
・どのMTGにも、誰でも参加OK。途中参加OK。誰も参加しないMTG=誰も興味を持ってない=やるべきではない
・給与額の判断基準は、
会社が把握している情報:業界の平均給与、社内の社員の給与水準と仕事の価値の比較、会社の業績
社員が把握している情報:自分がやりたい仕事であるかどうか、身近な人の給与
であり、前者を共有すれば妥当な給与額を判断できる
・真のリーダーならば、そのリーダーが会社を離れた後でも、継続して活気に溢れるもの
【セムコ社の取り組み】
・社員の1/3が、自分で自分の給与を決めていた
・社員の多くが、会社独自の利益分配プランに投資している
読書「奇跡の経営」Thursday
奇跡の経営 Thursdayの章です。
この章は理解(というか共感)しきれておらず、
繰り返し読んでみたいと思っています。
昔からビジョナリーカンパニーに影響を受けてきたので、
ミッションありきではなく、社員ありきでミッションが形成されていく点に
モヤモヤと...
【前提となる考え方】
・コントロールをやめることで、自然に価値観が生まれる
・ミッションやクレドは一般化しがちなので、
- 自分たちが何のためにあるのか?
- 自分たちのやっていることは?
- 社会からの評価は?
- これまでの成功体験は?
という観点で、自分たちの行動を客観的に見ていくといい。
・コントロールをやめることは、情報の独占をやめることでもある。
オープンコミュニケーションは、多少の代償があってもすべき
⇨共有文化を産むために
⇨情報はパワーの源泉となる
【セムコ社の取り組み】
・情報の読み解き方、利用の仕方を学ぶことを推奨。会社で研修を実施する。
⇨会社の情報を正しく理解し、適切な提案ができるようなる。
確かに、情報を開示しても理解してもらえなかったり、
だからこそ提供情報に興味を持ってもらえないことはあった。。。
この取り組みはやってみたい。
読書「サイバーエージェント 広報の仕事術」
年末年始で広報の本を読み漁ろうと思い、購入しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G6ZV40M/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
とても実践的で素晴らしい本!
心がけておきたいこと、やってみたいことがいくつかあるので、
備忘のために書き留めておきたいと思います。
【心がけたいこと】
・広報は、経営戦略と表裏一体
・広報は、コミュニケーションによってファンを獲得する
・ファンになる原動力は「共感」
・「共感」を得るためには、ビジョンやコンセプトを明確に伝えること
・広報に必要なスキルは読み書き・聞く話す・編集力
・広報に必要な心構えはスピード・正確さ・誠実さ
・組織規模によって、広報の取り組み方も変わってくる
社長中心⇨社長から脱却・会社が大事にすることを明文化⇨社格醸成
【実践したいこと】
・経営者ときちんとコミュニケーションを取ること
⇨注力事業、課題に思っていること、会社の企業文化や強み
・経営者の発言(キーワード・フレーズ)をチェックすること
⇨取材同席時、ブログ、SNS等で。思考回路を含めて理解する。
・プレスリリースを出したら、掲載された記事を確認し、検証すること
・自信を持って話す、謙遜しすぎないこと
・世論形成するための取り組みをすること
⇨学校訪問や講座を実施、先行する国の事例を紹介するなど
・経営陣が今facebook中心のところ、ブログを書いてもらうこと
・コーポレートサイトで、ニュース一覧のページを作ること
・取材準備として、
- メディアや記者の情報をまとめて伝えること
- 社内の人の情報をまとめておくこと
・記者の方とお会いしたときは下記を聞くこと
- 最近取材していること
- 最近注目していること
一つずつ実践したいと思います\\\\٩( 'ω' )و ////
読書「奇跡の経営」Wendnesday
奇跡の経営 Wendnesdayの章です。
この章で述べられていることは、
セムコ社での成功事例というより、今でもなお考え、
試行錯誤を続けているものだという印象を受けました。
大きな命題は、「会社にとって成長は本当に必要か?」ということです。
・成長とは何か
・成長の必要性は何か
⇨急激な成長によって文化が損なわれるリスクがある
⇨永久に成長し続けるものなどないのに、会社だけ成長し続けるなんておかしい
⇨うまくいってるものをおかしくするリスクを冒してまで、
不自然な成長をさせる必要があるのか
このあたりがセムコ社が拡大を続けていく中で、
悩み考えてきたことでした。
【セムコ社の取り組み】
・市場に合わせた適切な市場規模を見極める
⇨安定的に継続できる適正な成長を求める
・むやみに急拡大をしない
⇨緩やかな成長は品質を保つためにも、自分たちが分別を保つためにも必要
・成長の指標を複数持つ=Fortunate500
⇨いろんな角度から会社を捉えて、総合的に判断するもの
例)従業員からの評価
顧客からの評価
パートナー企業からの評価
社会的責任
私が以前勤めていた会社でも、上場のために短期利益を求めすぎ、
お客様にメリットがないサービスを売ってしまったり、
社員が疲弊するということがありました。
"何のために""どう"成長するか、が会社の価値観ですね。
読書「奇跡の経営」Tuesday
奇跡の経営 Tuesdayの章です。
前の章でもありましたが、
個人の才能に合った仕事ができるのであれば、仕事=幸せとなります。
しかし、仕事に充実感を持っている人はほんの一握りしかいません。
会社がもっと社員と対話して、社員の夢を知り、
夢を追いかけられる環境を与えられれば、
不要なモチベーションアップキャンペーンなどいらないはずなのに...
という問題提起から、章がスタートします。
【前提となる考え方】
・会社が、社員の眠っている才能を開拓するよう務めること
・恐怖ではなく、人の育成によって会社を成長させる
【セムコ社の取り組み】
・社員から選抜された数名が、経営陣がセムコ社の価値観に反していないかをチェック
取締役会にも参加し、議決権を持つ。
→職種に関係なく、経営に意見を述べる権利があることを認識してもらう。
・ジョブローテーション
・リバース・エバリュエーション(部下が上司を評価する制度)
・自己管理
・ロスト・イン・スペース(社内起業家制度)
→新入社員が、入社後1年間、社内の業務を好きなだけ経験できるもの。
一つの事業部に留まる人もいれば、複数経験を積む人もいる。
・ラッシュアワーMBA(ラッシュアワーをさける時間に行う研修)
どんな職種・どんな立場の人であっても、
想いを持って働いているのが素晴らしいと思います。
そのためには、平等に機会を提供したり、情報を開示することが大事だと感じました。