読書「奇跡の経営」Friday〜最後まで
年末年始ということもあり、空いた時間で残った章をまとめて読みました。
この「1週間毎日週末発想」の概要や前提となる考えは、
・会社とプライベートを効率的に組み合わせてスケジュールを組み、
個にとって最適なサイクルで仕事をしていくこと
・社員はきちんとした大人であること
・その方々がやりがいを持って働ける環境を用意できれば、自然とうまくいくこと
(悪いことが起こっても自浄作用が働く)
・結果として、会社が成長すること
(ミッションドリブンではなく、ミッションやビジョンは社員の価値観の総和/結果)
と解釈しました。
下記、本の中で参考になった箇所です。
【考え方】
・文化の融合は、文化の保存に勝るもの
・セムコ社の一週間毎日週末発想の根幹には、「自己管理」があるが、その対極にあるのが「軍隊型管理」
・お互いを良く理解できる人数は6~10人。それを上限にすれば、グループ内で管理しあえる
・どのMTGにも、誰でも参加OK。途中参加OK。誰も参加しないMTG=誰も興味を持ってない=やるべきではない
・給与額の判断基準は、
会社が把握している情報:業界の平均給与、社内の社員の給与水準と仕事の価値の比較、会社の業績
社員が把握している情報:自分がやりたい仕事であるかどうか、身近な人の給与
であり、前者を共有すれば妥当な給与額を判断できる
・真のリーダーならば、そのリーダーが会社を離れた後でも、継続して活気に溢れるもの
【セムコ社の取り組み】
・社員の1/3が、自分で自分の給与を決めていた
・社員の多くが、会社独自の利益分配プランに投資している