31歳OLが、副業をはじめるブログ

現職の副業として個人事業を始めたので、あれこれ綴っていきます

読書「奇跡の経営」Monday

奇跡の経営 Mondayの章です。

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前章であったリモートワークが増えている理由ですが、

欧米だと国土が広いために移動が大変だから、という理由が主なようです。

(出典がわからないので詳しく調べたい)

 

一方で日本ではどちらかというとプライベートと両立させるための新しい働き方、

という側面が強いようですね。

加えて、テクノロジーの進化により、よりリモートワークしやすい環境が整い、

普及が加速化しています。

 

www.lifehacker.jp

 

この本も第3章を迎えましたが、セムコ社での事例が増えてきました。

「一週間毎日週末発想」と「社員を大人として信頼する」という考えに基づき、

一貫していることがよくわかります。

 

私自身は家族主義を謳う会社で働いてきて、合わないと感じることもあったので、

反対の論調であるこの本は面白いです(笑)

 

【前提となる考え方】

・会社のゴールは、社員の「生活」と「生計を立てる」ことを一致させること。

⇨誰も好き好んで嫌々働きたいわけではないので、

 生計を立てながらも、社員が魅力的な天職を見つけられる組織にするべき。

・会社の利益ではなく、社員の利益を最優先で考えること。

 結果として会社は発展する。

・社員が製品やプロダクトに興味を持てないビジネスは、絶対成功しない

・ストレスのない職場は、高い生産性を生む。

 職場に家族主義を持ち込むことで、ストレスになることもある。

 親族でも、好きになれない人はいるはず。

 大事なのは「好き」ではなく、「尊敬」。

・すべての仕事が、情熱を持つに値するものではない。

⇨社員全員に、仕事に情熱を持ってもらうことは残酷なこと。

 モチベーションを高める研修に時間とお金を注ぐのはムダ

 

【セムコ社の取り組み】

・受ける研修や仕事の範囲を自分で決めてもらうことで、才能や天職を発見してもらう

「発見」と「コントロール」は対極!

・「変動型給与」=社員が自分の給与をコントロールする仕組み

⇨給与を30%減らして家の時間を増やしたいのであれば、それでいい

 減った30%は社内公募をかけて、新しい才能発掘の機会を待っている人に与える

・採用でも、何をしたいかを提案してもらう

・ちょっとだけリタイアプログラム

⇨年老いた時期にリタイアするのではなく、元気な時期に余暇を増やすもの

 減らした就業時間分を、リタイア後に回すことができる

・ワークアンドストッププログラム

⇨最大3年間、休職することができるもの

 その間に過ごす資金も、会社の中で積立ができる